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PC遠隔操作事件の犯人として甲氏が逮捕され、起訴され、現在東京地方裁判所で裁判中である。
甲氏は一貫して自分は事件を行っていないと無実を主張している。
その裁判中の公判日当日に、「真犯人」と名乗る人のメールが、2014年5月16日午後のネットに掲載され、ツイッターによって瞬く間に情報が広がった。
その人が「真犯人」であるか否か、或いは冷やかしであるのか否か私には分からない。
ネットに情報が流れた時刻を時系列に、見出と共に記しておく。
後日のいつか、情報の伝達力の分析の役になるかもしれない。
2014年5月16日20時45分現在の調査である。電子版の媒体による。
・2014年5月16日 12時24分 ネットのツイッター
2014年5月16日午前11時37分、元検事で現在弁護士の日々是好日氏に「真犯人」と名乗る人からメールが送られてくる。日々是好日氏によればマスコミ関係者等25名に送られてきたと云う。
日々是好日氏は、捜査当局に連絡したとのこと。
この情報がネットに公開されると瞬く間にツイッターで情報は広まる。
・2014年5月16日 19時17分 時事通信
「真犯人」名乗るメール=PC遠隔操作事件で
・2014年5月16日 20時8分 日本経済新聞
真犯人名乗り報道機関にメール
・2014年5月16日 20時20分 共同通信
「真犯人」名乗るメール 内容分析へ 遠隔操作事件
・2014年5月16日 20時23分 産経新聞
真犯人名乗るメール届く 「(省略)」 警視庁が分析
ツイッターの情報から8時間程度遅れて、通信社及び一部新聞社が事件を伝える。
事件を伝えて良いものかどうか社内の検討と、警視庁・検察庁への確認によって時間がかかったものと思われる。
2014年5月16日20時45分時点では、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞は事件を報道していない。
本日(2014年5月17日) コラム記事の執筆時に確認したところ、朝日新聞等は、その後事件を5月16日の夜遅く報じていた。その時刻を記す。
毎日新聞 22時00分
朝日新聞 22時36分
読売新聞 23時46分
夜の22時とか23時のウエブ発信の報道は、アリバイづくりのためのものでは無かろうか。報道しょうと思えば、その前にいくらでも出来たであろう。
「真犯人」と名乗る人のメールの内容はどういうものか興味のある人は、ネットで捜して見て下さい。
<追記> 平成26年5月17日
日々是好日氏がツイッターでつぶやいている。
「昨日の、ブログへのアクセスを見たら、なんと、17万9610だった。」と。
<追記> 平成26年5月20日
驚くべき結末。
私はやっていない、無実ですと主張していた、PC遠隔操作事件で保釈中の甲氏が、突然姿をくらまし、自殺をしょうと公園や山をさまよったが死にきれずに、弁護人弁護士に電話をいれ、マスコミ等にメールを送ったのは自分であると云い、そして事件の「真犯人は私です」と白状する。5月20日の10時ごろ、弁護人弁護士から連絡を受けた検察庁は、保釈取消の甲氏の身柄を確保する。
弁護人を勤めた弁護士は真摯に良く弁護した。立派だ。
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