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1748)京都の家賃は平成24年〜30年1月で6.7%の上昇

 京都の住宅家賃の変動率を分析してみる。

 2DK(面積40u)家賃の変動とする。

 平成30年1月の2DK家賃は、鑑定コラム1742)「京都右京区のマンションの還元利回りは3.0%」で記した。

 それは、全国宅地建物取引業協会連合会が運営する「ハトマークサイト」というホームページ発表の平成30年1月の「賃料相場」データによるものであった。

 平成24年4月の京都の2DK家賃は、拙著『改訂増補 賃料<地代・家賃>評価の実際』P181(プログレス 2017年2月)に掲載されているデータによる。

 このデータも全国宅地建物取引業協会連合会が運営する「ハトマークサイト」というホームページ発表の平成24年4月の「賃料相場」データによるものである。

 データ一覧と、変動率は下記である。変動率の計算は田原による。


平成30年1月 平成24年4月 変動率
北区 1585 1525 1.039
上京区 1778 1618 1.099
左京区 1610 1660 0.970
中京区 2245 1993 1.126
東山区 1848 1603 1.153
下京区 2190 1868 1.172
南区 1633 1420 1.150
右京区 1550 1500 1.033
伏見区 1498 1515 0.989
山科区 1450 1443 1.005
西京区 1495 1500 0.997
平均 1717 1604 1.067


 平成24年4月〜平成30年1月まで約6年の間の京都の2DK家賃の変動率は、平均で1.067である。

 6.7%の上昇である。年率1.1%の上昇である。

 左京区は▲3%の減、伏見区、山科区、西京区は横ばいである。

 一番値上りしている区は、下京区で+17%である。東山区、南区は15%程度上昇している。


  鑑定コラム1742)
「京都右京区のマンションの還元利回りは3.0%」

  鑑定コラム1771)「港区家賃6年間で30%の上昇」


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