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2028)日経産業DI値−10 2020年1月〜3月

 日本経済新聞が2020年1月4日に、『主要30業種の天気図 2020年1月〜3月産業景気予測』を発表した。

 そして「日経産業天気インデックス(日経DI分析)」の2020年1月〜3月は、−10と発表している。

 これによって日経は、「年初の産業景気は冷え込みが続きそうだ。」という判断である。

 『主要30業種の天気図 2020年1月〜3月産業景気予測』は、晴れ、薄日、曇り、小雨、雨の5段階に分かれて、絵柄によって表示されている。

 その判断は、日本経済新聞の調査対象の30業種担当の記者によるものである。

 この30業種から、日経DI分析値は−10と記されていることから、そのDI値はどの様にして求められているのかと思い、自分なりに求めてみた。

 主要30業種の絵柄天気図の当該絵柄の部分を○にして記すと、下記である。


番号 業界名 晴れ 薄日 曇り 小雨
  評点 1 1 0 -1 -1
             
1 鉄鋼・非鉄        
2 石油        
3 電力        
4 化学・繊維        
5 建設・セメント        
6 マンション・住宅        
7 紙・パルプ        
8 通信        
9 自動車        
10 プラント・造船        
11 産業・工作機械        
12 情報        
13 リース        
14 家電        
15 精密機械        
16 食品・飲料        
17 医薬        
18 貨物輸送        
19 ネットサービス        
20 電子部品・半導体        
21 百貨店        
22 スーパー        
23 コンビニエンスストア        
24 ドラッグストア        
25 アパレル        
26 外食        
27 旅行・ホテル        
28 アミューズメント        
29 広告        
30 人材派遣        
  合計 2 8 7 8 5
  評点数 2 8 0 -8 -5
             
  プラス 10        
  マイナス -13        
             
  DI値 -10        


 主要30種の天気図状況をまとめると、下記である。

     晴れ      2業種    太陽がニコニコしている。
     薄日      8        雲に少し太陽が出ている。
          曇り      7        雲に覆われている。
          小雨      8        雲の下に斜め点々の雨
          雨       5        雲の下に斜め点々雨が交差する

 ニコニコ太陽の業種は、建設・セメント、旅行・ホテルの2業種である。

 ザーザー雨の業種は、鉄鋼・非鉄、電力、プラント・造船、産業・工作機械、外食の5業種である。

 マンション・住宅は、どんより雲の絵柄である。

 土地建物、地代家賃は、全ての産業業種に関係している。さて我が業種の不動産鑑定業の景況は、どの絵柄に入るのであろうか。

 DI値は、
            良い+(-悪い)
           ──────  ×100=DI値                                
              データ数
の算式で求められる。

 評点を下記とする。悪いを(-)とする。

 曇りを0、薄日を+2、晴れを+5、小雨を-2、雨を-5として計算する。

            (2×5+8×2) + (8×(-2)+5×(-5))
         ───────────────────   ×100=−50       
                       30
 DI値は−50と求められた。

 日経DI分析値は−10と新聞では記されていることから、上記求め方ではなさそうである。
 
 曇りを0、薄日を+1、晴れを+1、小雨を-1、雨を-1として計算する。

 
            (2×1+8×1) + (8×(-1)+5×(-1))
         ───────────────────   ×100=−10       
                       30
 DI値は−10と求められた。

 どうもこちらの求め方で求められているのではなかろうか。

 つまり良し悪しにウエイト付けず、良い方と悪い方の各数の合計を単純に差し引いて計算している様である。

 但し、上記の求め方は、私が勝手に推定分析しているのである。日本経済新聞社に求め方を確かめたわけでは無いことから、求め方が間違っているかもしれない。その時にはお許し願いたい。


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