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2292) 東証日経平均2日間で1116.38円高 菅首相退陣表明

 東京証券取引所の一部上場株式の日経平均株価は、2日続けて上昇した。

 2021年9月6日(月)の終値は、29,659円89銭で終えた。前週末の3日(金)より+531円78円高である。

 菅首相が自民党総裁選に突如立候補しないと表明したのは、先週の金曜日の9月3日であった。

 この報が伝わると東京株式市場の株価は値上りし、日経平均株価終値は+584円60銭と大幅に値上がりした。

 そして月曜日の9月6日株価は再び+531円78円値上がりした。

 日経の株式概況氏は、「前週末の菅義偉首相の退陣表明をきっかけに、国内政治への期待が高まっている。17日告示の自民党総裁選を前に、立候補予定者から打ち出される経済対策への思惑が買いを後押ししている。」と報告している。

 そして日本経済新聞の株式欄では、この2日間の日経平均株価の値上がりを「総裁選ラリー」と称している。

 車の競争の「ラリー」に引っかけて表現している。

                +584円60銭+531円78銭=+1,116円38銭
 首相退陣表明で、2日間で日経平均株価が1,116円38銭上がった事を知って、私は驚く。

 株式は容赦ない菅首相評価をしたものである。

 菅首相の政がどんなものであったかは、この日経平均株価変動が全てを表している。

 政治の数値化である。

 株価値上りする前の2021年9月2日の東証日経平均株価の終値は、28,543円51銭であった。値上がり巾は+1,116円38銭である。

 値上がり変動巾率は、
                 1,116円38銭
             ────────   =0.0391                            
               28,543円51銭
3.91%である。

 後日のいつか、他の首相と比較する時に、この数値は使えるであろう。


  鑑定コラム2134)
「安倍首相辞意を表明」

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  鑑定コラム2291)「菅首相 自民党総裁選立候補せず 日経平均株価 584円高」

  鑑定コラム2293)「東証日経平均3日間連騰で1372.63円高 菅首相退陣表明」


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