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2341) 2021年大納会 日経平均終値28,791.71円

 東京証券取引所の2021年大納会は2021年12月30日であった。

 日経平均株価の大納会の終値は、28,791円71銭で終えた。

 1年前の2020年大納会の日経平均株価の終値は、27,444円17銭であった。

 日経平均株価は1年間で、

       28,791円71銭−27,444円17銭=1,347円54銭
1,347円54銭高くなっている。

 日本経済は新型コロナウイルスで、飲食店は休業から倒産の増大、ホテルはガラガラで宿泊料は暴落し、身売りのホテルが続出しているのに、日経平均株価が上がっているのである。

 株価が上がるほど、日本は好景気なのか。

 不思議な現象であるが、飲食店、ホテル会社の企業は、中小企業が大半で、一部上場企業が少ないためであるという解説が、証券会社のアナリスト辺りから説明されているのでは無かろうか。

 どうもそういうことのようである。

 とすると、日経平均株価は必ずしも日本経済の景気実態を反映しているものでは無いということになる。

 では日本経済の景気実態をより具体的に反映しているのは何かと云うことになる。

 それは、強いて挙げれば、国内総生産の値であろうか。

 内閣府発表の支出側の季節調整済名目国内総生産は、下記の通りである、単位10億円。

          2019年03月   558,465.10
          2019年06月   562,037.50
          2019年09月      561,747.00
          2019年12月      551,255.30
          2020年03月   553,942.10
          2020年06月   511,942.70
          2020年09月      538,207.30
          2020年12月      547,364.40
          2021年03月   543,529.50
          2021年06月   543,806.60
          2021年09月      538,151.00
          2021年12月           -

 2019年6月の562兆0370億円をピークにして、その後の国内総生産(支出側 季節調整済)は下落している。

 2020年9月は538兆2070億円であり、1年後の2021年9月は538兆1510億円である。

 この1年間、日経平均株価は値上りしているが、国内総生産は増加していない。僅かであるが下落している。

 新型コロナウイルス感染については、感染拡大について、ワクチン接種以外対策らしい対策をせず、この2年間、相変わらず口先政策の自粛、自粛、非三密政策を唱えるだけである。

 NHK調べに拠れば、2021年8月13日の東京都の一日当り感染者5,773人をピークにして、神風が吹いたごとくコロナ感染者が激減していった。2021年11月24日は5人にまで減少した。

 何故急激に5,773人から5人まで減少したのか。それが予想出来たのか。予想も減少の理由も今以て誰も明確に出来ない。

 そして現在欧米で爆発感染発生しているオミクロン株という変異ウイルスが、日本に上陸し、日本も爆発感染するとテレビに出る専門家と称する医師が5波の時と同じく煽ぎはやし、感染拡大したら医療崩壊すると脅す。そして3回目ワクチンを早く打てとせき立てる。

 新型コロナウイルス感染騒ぎに拠って、日本の政治家及び知事のお粗末さが露呈し、専門家と称するテレビに出て能書きを述べる感染症専門の大学教授を含めた専門医のお粗末さ、加えて町医者の金、金、金体質が暴露された。

 そして保健所がPCR検査のメッセンジャーボーイという役所の非効率性、威張り散らす国立感染症研究所の存在が浮かび上がった。

 それ等に拠って、日本の医療体制の底の浅さと脆弱さが明るみになった。
 
 私が疑問に思っているのが一つある。

 それは、誰が新型コロナウイルスを結核病と同じU類に指定したのかである。誰が提案し、U類の感染病に入れたのか、今の厚労省の官僚・職員達は誰が行ったのかは分かって居るハズである。誰なのか。


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