○鑑定コラム


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303)ハイウェイのパーキングエリアから高速自動車道路が利用出来る

 高速自動車道路を利用するには、インターチェンジ(IC)からしか入れないと思っていた。

 近くに高速自動車道路が走っていても、インターチェンジまでいくのに遠く、時間がかかり、利用するのに不便な場合が多い。

 ICの無い地域の人々にとっては、高速自動車道路は地域を遮断し、通過する構造物で邪魔なもの以外何者でもない。

 高速自動車道路のICとICの間には、高速自動車道路利用者の休憩等の為に、サービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)が設置されている。

 それは長時間運転する人々が休憩したり、体調を整える為の施設である。
 そこで休憩することにより、高速道路の交通事故を防ぐことにも繋がる。

 サービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)に車を止めて、再び高速道路の走行車線に入るには、長い走行導入路があり、その導入路でスピードを上げてスムーズに本線に車が入れる様に作られている。

 そのSAとPAに外部より入ることが出来、SAもしくはPAから高速自動車道路利用出来るのである。

 関越自動車道路の前橋ICと渋川伊香保ICとの間に「駒寄パーキングエリア」がある。

 前橋市の北はずれに用があり出かけた。
 この辺りは、利根川にほぼ並行して関越道は走っているが、前橋ICに出るには混雑する前橋市内を横切らなければならなく、渋川伊香保ICに行くには国道17号を北上して相当走らなくてはならない。どちらのICを利用したら東京に早く行くことが出来るのか分からなかった。
 困っていて地元に住んでいる青年にどちらが良いのかと聞いたところ、その青年は地元で車に乗り慣れているのか、思わぬことを教えてくれた。

 「ここからだったら駒寄パーキングエリアが一番近い。すぐそこだ。」
という。

 すぐそこだと言って、パーキングエリアを教えて貰っても、それはインターチェンジでは無いから、車は入れないであろうと思い、その旨伝えた。

 そうしたら、その青年はパーキングエリアから高速自動車道路に入れると言う。但しETC車で無いとダメだと言う。

 私の車には幸いにもETC装置をつけている。
 その青年は近くまで案内するから、後ろについて来いと言って、道案内をしてくれた。青年の運転する自動車の後ろを車を走らせた。田んぼの中の田舎道を走り、駒寄パーキングエリアの裏側に出た。

 青年はこの先の坂道をあがれば、高速道路に入れると坂道を指さして言った。
 そしてETC装置の前で、必ず1〜2分止まることと注意してくれた。

 駒寄パーキングエリアの裏側の坂道を登った。
 狭い坂道を登った。
 平坦部になった途端、目の前にパーキングエリアの駐車場が目に入った。
 多くの車が駐車していた。

 ETC監視装置があった。
 一旦、そのETC監視装置の前に車を止めて、しばらく待っていたら、入場OKというのか、前の閉鎖バーが開いた。駒寄パーキングエリアの駐車場に車を入れることが出来た。
 関越道に入ることが出来た。

 前橋IC、渋川伊香保ICに出るまでの時間は大幅に短縮出来た。
 これは便利である。
 PAより高速自動車道路が利用出来るとは、全く知らなかった。
 高速自動車道路運営会社も味なことをやってくれる。

 IC一つ作ろうとすれば、広大な用地と、50億円或いは100億円に近い莫大な費用がかかる。
 PAより高速自動車道路が利用出来ることにすれば、その様な莫大な費用は必要ない。

 もともとPAを管理するために、管理する人がPAの管理施設を管理するために、一般道路から入って来ることが出来る道路が、背後に造られている。その道路を利用して、PAの駐車場につなげる個所にETC監視装置をつければ、PAの駐車場に入れるのである。

 ICが無く、高速自動車道路が通過するのみの地方自治体にとって、パーキングエリアを高速自動車道路運営会社に作ってもらうか、自前で工事費を出すからといって造ってもらい、そこからETC車の出入り可能にして貰えば、通過するのみの高速道路と思っていた自動車道路が、甚だ身近に利用できることになる。高速自動車道路が利用出来るという交通の利便性が高まることは、地域振興に大変なメリットを与えるであろう。

 パーキングエリアから、高速自動車道路を利用することが出来るということは、大変良い施策だ。

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