○鑑定コラム


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397)2007年古紙が倍の価格に

 2007年最後の鑑定コラムである。
 2007年1年間の住宅に関する資材の価格状況を記しておく。

 不動産の重要な構成要素の一つである建物に関する資材の価格を、2007年12月29日の日本経済新聞の「2007年商品市況(100品目)」より、ピックアップして記す。

 いつの日かの後世に、2007年の住宅資材の価格調査するときに、参考になろうかと思う。東京の市場価格である。 単位円。

                                   年初値              年末値
 鉄スクラップ(1トン)              31,500円      38,500円
 19ミリ異形棒鋼(1トン)            60,500円      69,500円
 H形鋼(5.5×8×200×100 1トン)   75,500円      79,000円
 チャンネル(2.3×100×50×20 1トン)  88,500円     88,500円
 檜正角(特等3×10.5 1立方メートル)  62,000円     62,000円
 杉小幅板(特等3.65×1.3×9 1立方メートル)43,000円  43,000円
 合板(型枠用12×90×180 1枚)     1,460円           915円
 セメント(1トン)                9,100円       9,100円
 生コンクリート(180強度 1立方メートル)  11,300円   11,300円
 コンクリートパイル(PHC600×10m 1本)   77,500円   77,500円

 合板のみ値下がりしている。

 鋼材はチャンネルは年初値・年末値同価格であるが、それ以外は鉄スクラップも含めてかなりの値上がりをしている。

 木材関係は合板を除き、価格の変動がない。
 セメント、生コンクリート等も価格の動きは無い。

 住宅資材を離れて、生活に密着している品物で見ると、「米」はうるち米(宮城産 ひとめぼれ 60kg)は、14,500円から13,600円と値下がりしている。

 新聞等の古紙(1kg)は、6.75円から12.25円と倍近くの値上がりである。

 昨年末の最後の鑑定コラムは、「『硫黄島からの手紙』という映画」であった。
 その映画は、今年4位に選ばれたようである。
 今年の最後の鑑定コラムの記事は、文化の香りとは全く縁遠い商品の価格の話で終わりました。

 今年2007年1年間、当ホームページを訪問していただき有り難うございました。
 来年も引き続き、不動産鑑定の実証性の切り口で、不動産価格分析等のコラムを提供するつもりです。
 再度のご訪問をいただければ幸いです。
 「幸あれ! 2008年よ。」


  鑑定コラム323)「『硫黄島からの手紙』という映画」
 

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