○鑑定コラム



フレーム表示されていない場合はこちらへ トップページ

田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ

前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ

714) ゴルフ場の売上高減が止まらない

 日本経済の不況が長引き、ゴルフを楽しむ余裕など無いというがごとく、ゴルフ場利用者の減少が続いている。

 プレーフィーも値下がりしている。
 それらに伴い、ゴルフ場の売上高減が続いている。

 経済産業省の「ゴルフ場動態調査」に依れば、売上高、利用者数等は、次のごとくである。

                 売上高百万円     利用料金百万円      利用者数
 平成19年    104,513           65,062          9,385,504
 平成20年    102,318           64,153          9,310,063
 平成21年     96,993           61,140          9,131,250
 直近1年(注)    94,071           59,514          8,930,299
     (注)平成21年10月〜平成22年9月

 上記データより、利用者一人当り売上高(プレーフィー、キャディフィー、レストラン・売店売上)、利用者一人当りプレーフィーを計算すると、下記の通りである。

            利用者一人当り売上高    利用者一人当りプレーフィー
 平成19年    11,136円           6,932円
 平成20年    10,990円           6,891円
 平成21年    10,622円           6,696円
 直近1年(注)   10,534円           6,664円
         (注)前記に同じ

 平成19年〜直近1年(注 前記)までの約3年間の入場者数等の変動率を分析すると、下記の通りである。

    売上高        −10.0%
    利用料金       −8.5%
        利用者数       −4.9%
    一人当り売上高    −5.4%
    一人当りプレーフィー −3.9%

 全ての要因でマイナスである。
 最大の減少率は売上高である。

 日本経済の不況を反映した売上高減と云うことはいえるであろう。
 とすると、日本経済の反転成長がどうしても必要である。
 アメリカかぶれの経済理論など、もうどうでもよい。
 日本経済の建て直しとGDP700兆円の経済成長社会を作り出せ。

 いつまでゴルフ場の売上高減が続くのだろうか。


  鑑定コラム491) 「 ゴルフ場は平成20年1月から再び低迷に入った」

  鑑定コラム953) 「 平成24年のゴルフ場売上は4.7%アップか」


フレーム表示されていない場合はこちらへ トップページ

田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ

前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ