2015年の大納会の終値は、19,033円37銭であったから、1年間の値上がりは、80円66銭である。
率にすると、
80円66銭
──────── = 0.004
19,114円37銭
0.4%の値上がりである。
2013年は56.7%の値上がりであった。
2014年は7.1%の値上がりであった。
2015年は9.1%の値上がりであった。
2016年は0.4%の値上がりであった。
2016年の最高高値は、2016年12月20日の19,484円53銭であった。
大納会の株価は、年初来の高値を超える事無く、節目の一つである2万円の大台に乗らなかった。
東京電力の株価は、472円で終わった。2015年は669円であった。
業種別日経平均(500種)の不動産業の株価は、1,543円36銭で終わった。2015年は1,628円70銭であった。▲5.2%のダウンである。これはどうしたことか。
リート指数は1,855.63であった。2015年は1,747.54であったから、
1855.63
──────= 1.062
1747.54
+6.2%のアップである。
2016年12月30日の他の指標は、下記であった。
NYダウ 19,819.78ドル
1ドル 116.81~116.82円
長期金利 0.04%
NY原油1バレル 53.77ドル
ニューヨークダウの株価上昇が激しい。
これは、去年(2016年)11月のアメリカ大統領選挙で共和党のトランプ氏が大統領選で勝利した途端に、株価は大幅に上昇した。暮れまでその傾向は続いている。2015年12月30日のニューヨークダウは、17,720.98ドルであったから、その値上がりの激しさを知ることが出来よう。
長期金利は0.04%で終わった。1年前は0.27%であった。金融緩和の具体が、この数値を知れば分かろう。
NY原油が1バレル53.77ドルで終わったが、1年前は37.87ドルであった。
この原油高が、新しい年の経済にどの様に影響を与えるのであろうか。
鑑定コラム1430)