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2261)東京オリンピック中止の国会決議を何故国会議員は行わないのか

 武漢型コロナウイルス感染が日本中に広がり、東京は緊急事態宣言が三度出され、三度目の緊急事態宣言は2021年6月20まで延長された。

 小池東京都知事の口先だけのコロナウイルス対策では、東京の武漢型コロナウイルスの感染は治まらない。

 アメリカ製薬会社のウイルスワクチンが日本に輸入され、ワクチン接種が始まったが、75歳以上の老人から接種し始めたが、なかなか接種ははかどらない。

 さすがに菅首相もこのままではオリンピック開催も出来ないと考え、自衛隊を使って、東京と大阪で大規模ワクチン接種を、政府自身がやりだした。

 本来ならば、厚労省、東京都が主体となってやるべきものであるが、自衛隊の出動である。

 日本医師会は自らが感染することを怖がり、かつ金儲けにならない為に、接種に対して反対では無いが、かといって積極的に動こうとしない。

 都知事は、相変わらず、手洗い、うがいをして下さい。三密を避けて下さいと云うだけである。

 小池知事は、感染者を積極的に科学的に論理的に減らそうとしょうとしない。

 菅首相は、7月の末に開会予定の東京オリンピックを強行するつもりである。

 オリンピックを開くつもりであるならば、1年半前に武漢型新型コロナウイルスが日本で発見された時に、すぐに、廃校になっている幾つかの体育館、運動場に野戦病院を造り、都民全員をPCR検査し、陽性者は野戦病院にいれ、アビガンを投与し、容体の悪くなった人は、病院に転院させ、2週間で治った人は退院させて、野戦病院を回転させるという事を行い、隠れ感染者見つけ出しコロナウイルスゼロに取り組むべきであった。

 コロナウイルス撲滅ゼロの取り組みを全くとらず、手洗い、うがい、非三密で武漢コロナウイルス感染を止められると考えていた。浅い政治判断にはあきれる。それは政府の関係審議委員会に属する専門委員の人達にも言い得る。

 1年半前に上記野戦病院の設置運営等による対策を行っていれば、現在の様な状態にはなっていない。遅いが現在から行っても良い。1年後には武漢型ウイルスは収束する。

 やるべき事を全く行わずに、ただオリンピックを開きたいという政府・都知事の発想行動には、只々あきれ、虫の良い考え方に、これが政を行う人の行為かと云いたくなる。

 未だ一日に武漢発生のコロナウイルス感染者が500人程度発生している状態の東京で、65歳以下の都民にはワクチン接種が全くなされていない状態で、海外から10万人を越える選手、競技関係者を東京に迎え入れてオリンピックを開こうとしている。

 選手、関係者は、来日する前にワクチンの接種を義務付け、来日後は毎日PCR検査を行い、日本人との交流は避けさせると云っているが、果たしてコロナウイルスの侵入を防ぐことが出来るであろうか。コロナに人間の意思が伝わるのであろうか。

 東京オリンピックが終わった後に、残されているのは、変異した型のコロナウイルスであり、再び緊急事態宣言が出され、今迄の政府による営業自粛要請に従ってきて限界にあった飲食店、ホテル、小売店がバタバタと倒産する姿では無かろうか。

 そうした事態が予想されるオリンピックの開催に反対する国会議員は居るであろう。その国会議員達はオリンピック開催中止の国会決議を何故行わないのか。

 国会議員は国民の代表であろう。であれば、武漢型コロナウイルスの感染者による死者が増えている時期に開かれるオリンピック開催中止の表明を国会で何故行わないのか。何故動こうとしないのか。何をしているのか。

 国会議員は東京オリンピック開催に賛成なのか。


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