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504)読売「編集手帳」も米映画『ジャイアンツ』のシーンを

 2009年1月21日の午後早々にアップした私のホームページの鑑定コラム503)「オバマ米新大統領就任を米株式市場は歓迎せず」は、オバマ米新大統領の就任演説についてであった。

 そのコラム記事の最後の方に、次のごとくの文章を綴った。

              ***

 オバマ氏が、
 「60年前、レストランで食事することを拒絶された男の息子が、今、・・・・・」
と言う言葉を聞いた時、私はアメリカ映画の『ジャイアンツ』のあるシーンをすぐ思い出した。

 ヒスパニック系の家族が郊外レストランに入って、席に着こうとした時、白人のレストラン経営者が顔の形相を変えて、その家族を外に追い出そうとする光景を。

              ***


 一日明けた1月22日の読売新聞朝刊の1面の下の方に掲載されている「編集手帳」を見て、私は驚いた。

 同紙の「編集手帳」は、次のごとくの書き出しである。


 「ロック・ハドソンが演じる白人の農場主はレストランで、ほかの客が人種を理由に店から追い払われるのを目にする。「もっと優しくしてやったらどうだ」。農場主は店主をたしなめ、殴り合いになった・・・・往年の名画『ジャイアンツ』である。・・・・・・・」


 読売新聞の編集手帳氏も、1月20日のオバマ新大統領の演説の「レストランの食事」の言葉を取り上げて、コラムを書いている。

 私と全く同じ見方をしており、『ジャイアンツ』の映画シーンを想いだしたと述べる。

 そして編集手帳氏は、オバマ氏が就任演説で触れた「レストランの食事」に胸の熱くなる格闘シーンを想い起こした方もあったろうと述べる。

 私はまさにその一人であるが、オバマ氏の「レストランの食事」の言葉を耳にして、米映画『ジャイアンツ』の牧場主とレストラン店主の白人の大男同士の鉄拳の殴り合いのシーンを想いだした人は、私と同じくかなり居るのではなかろうか。

 米映画『ジャイアンツ』を見ていない若い人は、是非DVD店で借りてきて見て欲しい。

 約半世紀の時間を経ても想い出される映画シーンを作り残したジョージ・スチーブンス監督は、素晴らしい感性の持ち主である。
 名監督だ。


  鑑定コラム503)「オバマ米新大統領就任を米株式市場は歓迎せず」

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