○鑑定コラム



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681) 京都のホテルに客足が戻った

 2010年に入って、京都のホテルの客室稼働率に著しい改善が見られる様になった。
 日本銀行京都支店が調査発表している京都市内主要14ホテルの客室稼働率は、前年同期より著しく改善した。

 下記の通りである。( )内は前年同月比である。

         2010年1月    62.7%(+5.0)
         2010年2月    71.8%(+9.7)
         2010年3月    86.5%(+6.6)
         2010年4月    88.7%(+4.2)
         2010年5月    85.0%(+16.1)

 一年前の2009年4月は対前年同月比で▲7.9であった。それが一年後の2010年4月の対前年同月比は+4.2である。

 5月に至っては、2009年5月の対前年同月比は、▲17.9であった。それが2010年5月は、+16.1である。

 著しい京都のホテル稼働率の改善である。

 観光都市京都に客が戻ってきた。京都は活況が出て来た様だ。

 京都のホテル稼働率が対前年同月比でプラスに転じたのは、2010年1月である。
 大阪は2009年9月である。
 東京は2009年7月である。

 まとめると、ホテルの稼働率がプラスに転じた月は、
   東京   2009年7月
   大阪   2009年9月
   京都   2010年1月
である。

 各都市のタイムラグを見ると、東京を中心にして、

     大阪は2ヶ月後
     京都は6ヶ月後

に影響が現れている。
 これは、経済経験則になり得るか。


  鑑定コラム638)「ホテル客室稼働率(東京・大阪・京都)」

  鑑定コラム683)「帝国ホテルの平成22年4月〜6月のホテル事業は回復してきた」

  鑑定コラム865) 「2011年の大阪の主要ホテルの客室稼働率」

  鑑定コラム982)「平成21年、22年、23年の3ヶ年の京都ホテル客室稼働率の平均は78.0%」


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