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680) 鑑定コラムで読まれている記事上位10(2010年7月1日)

 2010年4月1日から2010年6月30日までの3ヶ月の間で、当ホームページの鑑定コラムの記事で、どの記事が最も多く読まれたか、統計を取って見た。3ヶ月ごとの恒例のコラム集計分析である。

 次の通りである。
 一応アクセスがあったということは、その記事は読まれたと解釈する。
 統計をとって何になるのかと思う人もいるであろうが、何かになるのである。
 自前のデータを持つことによって、自分なりの世の中の変動状況を読み取ることが出来るのである。

 新聞等で書かれる他人の分析によるものでなく、自分で分析し自分の考えを持つことが出来るのである。このことは、強い判断武器になる。

 1位   鑑定コラム287) 「1坪とは」
  2位   鑑定コラム337) 「経済的耐用年数とは」
 3位   鑑定コラム268) 「定期借地権の地代」
  4位   鑑定コラム162) 「東京ブラウスの企業売買価格8400万円」
 5位   鑑定コラム391) 「鉄筋鋼材の値上がりが激しい」

6位   鑑定コラム633) 「実務修習の継続賃料の求め方は間違っている」 7位   鑑定コラム19) 「還元利回りの求め方」  8位   鑑定コラム212) 「2004年東京のRC造の建築費は1平方メートル20.6万円」  9位   鑑定コラム219) 「家賃評価の期待利回りは減価償却後の利回りである」 10位   鑑定コラム649) 「積算賃料=実際実質賃料という等式が成り立つのか」

 以上の10件が、2010年1月から3月までの3ヶ月間の期間の上位10の記事である。

 順位1位、2位、3位は、3ヶ月前と同じランクに位置する。
 順位4位には、2004年5月14日に記事アップした「東京ブラウスの企業売買価格8400万円」が入った。
 これには私は驚いた。
 この原因は東京ブラウスが再度倒産したニュースが新聞で流れたことによる。
 これによって投資家が、「東京ブラウス」の検索言語でネット検索して私のホームページを訪問したものと推定する。帝国データバンクが「東京ブラウス倒産」の倒産情報を流した途端からの、当方のホームページのアクセスは凄まじかった。

 5位は、最近の鋼材のアップが原因しているものと思う。トン5.4万円程度まで下がった鋼材がトン6.5万円まで反発している。この要因によるものと思われる。。

 8位は、鋼材の上昇に伴い建築費が上昇していることに関連してのアクセスと思われる。建築費は地価上昇のピークから数年後にピークを迎えることから、今年が建築費のピークではないかと思われ、その要因が絡んでのアクセス増ではなかろうかと思われる。

 7位はベスト10常連のコラム記事である。
 還元利回りとはどういうものかという事に付いて、常にそれについて知りたいと思う人がいる。

 6位は、強烈な、現在の不動産鑑定業の賃料鑑定評価批判である。批判で止めていない。解決策も提示している。それは即刻訂正せよという強烈なものであるが。
 今迄誰も口にしなかった問題に対して、真っ向から鑑定協会の行っている不動産鑑定士三次試験実務修習テキストの継続賃料の鑑定評価書モデル例は間違っているから、即刻訂正せよという内容の記事である。

 ある人はこれを読んで、「田原は過激な人だ」という。
 自分達の所属している鑑定協会を批判するとは何事だ。反主流の鑑定士かと。

 鑑定協会=国土交通省であるから、国交省を批判することになり、監督官庁の国交省を批判するとはとんでもない不動産鑑定士だという人もいる。

 間違いを間違いであると指摘すると、逆に間違いを指摘した人を批判するという習性が不動産鑑定業界にはあるようである。
 他人の足を引っ張ることに長けている人がはびこっている業界の様である。

 9位、10位の鑑定コラムも現在世間で堂堂と罷り通っている間違った賃料の不動産鑑定を、それは間違っていると指摘している記事である。
 そうした鑑定書を書いた不動産鑑定士は、間違っていることが分からず、自分の鑑定書は間違っていないと必ず正当性を主張してくる。
 それは良い。しかしそれに付け加えて、当方を批判してくる。
 間違いを指摘した当方を批判するのは、お門違いであろう。
 鑑定の間違いを指摘されて、逆に感謝するべきものではないかと私は思うが。

 誰も今迄間違いと指摘してくれなく、それ故にそれが正しいと自身勝手に思い込んで、ずっと同じ様にやって来ていた。その行為は、ある意味では、天狗になっていた節がある。
 そこへ頭から、根本的に賃料の求め方が間違っていると言ったごとく、バケツ一杯の冷たい水をぶっかけられた様なものであろう。
 怒りたい気持ちもわかるが、間違いを指摘されたことで、今後2度と同じ間違いをしなくなることを考えれば、間違いの指摘は自身にとって有り難いと思っても良いではなかろうか。

 間違っていることを、メンツにかけて間違っていないといつまでも屁理屈を付けて、主張していると、相手側の人は本当に怒って、国交省に不当鑑定の措置請求を行ってしまうょ。それでも自分の主張が正しくて国交省の調査係官及び課長と論争して勝てる自信があれば良いが。

 自分の考えが間違っていたら、メンツなどにこだわらず、あっさりと間違っていましたと当該不動産鑑定書を差し替えるか訂正することだ。メンツなどにこだわっていて、国交省に訴えられたら、将来がフィーになってしまうょ。

 アクセスの多い上位10のコラムとはどういう内容のものか、改めて興味を持たれた方は、下記鑑定コラムをクリックすれば、記事に繋がります。

 1位   鑑定コラム287) 「1坪とは」
2位   鑑定コラム337) 「経済的耐用年数とは」
3位   鑑定コラム268) 「定期借地権の地代」
4位   鑑定コラム162) 「東京ブラウスの企業売買価格8400万円」
 5位   鑑定コラム391) 「鉄筋鋼材の値上がりが激しい」
6位   鑑定コラム633) 「実務修習の継続賃料の求め方は間違っている」
7位   鑑定コラム19) 「還元利回りの求め方」
 8位   鑑定コラム212) 「2004年東京のRC造の建築費は1平方メートル20.6万円」
 9位   鑑定コラム219) 「家賃評価の期待利回りは減価償却後の利回りである」
10位   鑑定コラム649) 「積算賃料=実際実質賃料という等式が成り立つのか」


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