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829)北海道大沼湖畔の別荘地

 2011年11月の初旬、北海道七飯町にある大沼湖畔に行って来た。
 雪は未だ降っていなかった。
 寒かった。
 別荘地の鑑定評価である。

 相当前にも大沼湖畔の別荘地の評価を行った事も有り、大沼湖畔を鑑定で訪れるのは今回で2回目である。

 大沼の湖水の北後に屹立してそびえる駒ヶ岳の姿は、北海道の観光写真で一度は目にした人は多いのではなかろうかと思う。
 遠くから見ると北アルプスの槍ヶ岳を思い出させる駒ヶ岳の姿である。

 大沼湖畔の別荘地は、その駒ヶ岳の裾野に広がる別荘地である。
 昭和40年頃に開発分譲された別荘地であるが、40数年経っても別荘建物は殆ど建っていない。
 ミズナラの林の状態である。

 分譲後40数年経っても別荘地としての建物利用が大半なされていない状態を考えると、今後も別荘地としての熟成度を期待することは難しいのではなかろうかと思われる。

 当初どれ程の金額で所有者は別荘地購入したのか私は知らないが、もし投資目的で購入していたとしたならば、その目論見は全くのはずれであったと云えよう。

 別荘地の評価の場合、当該別荘地が雑木林の繁茂する林地の状態と何ら変わらない場合、当該地が何処にあるのか見つけることは大変困難である。

 登記所の備え付けの公図とか町役場の税務課の土地宝典から対象地を捜しても、分からない場合がある。
 一日がかりで捜しても分からなかったことを以前経験した。
 その案件は、原野商法の別荘地の評価であったが。

 今回の場合、当該別荘地を管理する立派な管理事務所があり、管理人が常駐していたため、管理人から当該地を教えてもらう事が出来た。
 大変助かった。

 函館市内のホテルに泊まった。
 夕食は、ホテルに近い居酒屋で、熱燗の酒を飲みながら函館の魚料理を食べる事にした。

 店主が本日のお薦め品として勧めたホッケの刺身を味わった。
 初めてホッケの刺身を食べた。
 ホッケは焼いて食べるものとばかりと思っていた。
 ホッケが刺身で食べることが出来るとは、全く思ってもいなかった。

 鯛の刺身とハマチの刺身を足して二で割ったごとくの味であった。
 絶品の味だ。
 私にとって、酒の肴としては、最高のものと感じた。

 余りにも絶品の味であったこともあり、居酒屋の名前を記しておく。
 但し食べ物料理は、個人の嗜好がありますことを先に断っておきます。
 居酒屋の名前は「昌栄丸」と言う。
 まるで漁船の名前のごとくの居酒屋である。


  鑑定コラム40)
「那須の別荘地」

  鑑定コラム805)「神戸の昼食」

  鑑定コラム1826)「原野商法二次被害の増加」


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