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1171)小売店舗の売上高に対する家賃割合は5.0%

 店舗の家賃は、売上あっての家賃である。
 家賃あっての売上ではない。

 鑑定コラム18)、鑑定コラム1012)で、売上高と家賃割合について述べた。
 このコラム記事のアクセス数は甚だ多い。

 当該コラムにアクセスが多いということは、多くの人が売上高と家賃の関係を知りたがっていることによる現象と解釈する。

 各業種ごとに家賃割合は異なっているが、大まかな平均としての家賃割合はいかほどであろうか。

 上記コラム記事に発表した小売店の家賃割合の平均値を求めてみた。
 小売店の売上高に対する家賃の平均割合は、

           5.0%

と求められた。

 売上高に5%を乗ずれば、小売店舗のおおよその家賃が分かることになる。

 下記に、各業種の家賃割合と平均割合を記す。

         業 種            家賃割合  % 

スーパーマーケット 2.7 コンビニエンスストア 2.0 呉服服地小売 5.1 寝具小売 5.3 男子服小売 8.9 婦人子供服小売 6.6 靴小売 6.4 洋品雑貨小売 6.7 酒小売 2.9 食肉小売 3.6 鮮魚小売 3.5 野菜果実小売 3.6 菓子パン小売 7.0 米穀小売 1.5 自動車小売 2.2 自動二輪車小売 6.9 自転車小売 7.3 家具小売 5.6 家庭用電気器具小売 3.5 医薬品小売 4.0 化粧品小売 6.8 ガソリンスタンド 2.3 書籍雑誌小売 4.2 紙文房具小売 3.3 スポーツ用品小売 6.2 玩具娯楽用品小売 6.0 レコード楽器小売 7.0 カメラ写真材料小売 6.8 時計貴金属小売 8.1 メガネ小売 10.9 花小売 4.2 木材小売 3.6 建築材料小売 1.4 平均 5.0


 この記事を書いている途中に、冬季ソチオリンピックのノルデック複合ノーマルヒル個人男子で、渡部暁斗(わたべあきと)選手が2位に入り、銀メダルを獲得した。

 前半ノーマルヒルのジャンプは2位で、後半10qのクロスカントリー走は、最後の最後までドイツのエリック・フレンツェルと首位を争ったが、最後は下り坂で、後にぴったりとずっと付いてきていたフレンツェルに追い抜かれて2位となった。

 コラム記事の執筆を止め、テレビを見ながら、後続グループがドンドン近づいてきている、もっと早く行け行けとハラハラしながら応援していた。気持ちが入り込む応援も疲れる。

 銀メダルだ。
 ゴールして雪上に仰向けにぶっ倒れる程に頑張った健闘を祝す。
 棚から酒を持ち出してきて、自分勝手に祝杯だ。


  鑑定コラム18)
「店舗売上高と家賃割合」

  鑑定コラム1012)「店舗売上高と家賃割合の追加」

  鑑定コラム1174)「県庁所在市の小売店舗賃料はu3844円」

  鑑定コラム1317)「店舗の賃料が年4%と値上り始めた」


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