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1235)不動産新規融資10兆円を前に足踏み状態

 国内銀行の不動産業新規貸出は、10兆円を前にして足踏み状態である。

 日本銀行が、2014年8月11日に、2014年第2四半期(2014年4月〜6月)の銀行の業種別貸出額を発表した。

 日本の国内銀行が、同期間に新規に貸出した金額は89,448億円である。

 そのうち不動産業への新規貸出額は、18,135億円である。

 2014年(平成26年)7月直前1年間、即ち2013年7月〜2014年6月までの不動産業への新規貸出額は、9.6749兆円である。下記である。

 発表時の数値であり、後日確定数値として変更する場合がある。単位億円。

 
     2013年7月〜9月    25,785
     2013年10月〜12月   21,495
     2014年1月〜3月    31,334
     2014年4月〜6月    18,135

合計 96,749

 3ヶ月前の2013年4月〜2014年3月の1年間(2014年4月直前1年間)は、9.6917兆円であった。

     2014年4月直前1年間          9.6917兆円
     2014年7月直前1年間          9.6749兆円

 2014年7月直前1年間は、僅かに減少している。

 不動産業新規融資額10兆円を前にして、融資額は足踏み状態である。
 この現象は良いことである。

 足踏み状態は、不動産業融資への銀行の警戒心の現れが出て来たと言うことであれば、喜ばしいが。

 10兆円を突破することは止めて欲しい。

 過去の国内銀行の不動産業への新規貸出額を記す。
 発表時の数値の四半期の年間合計数値であり、その後確定値として変動している場合があるかもしれない。

      2003年        68,132億円
      2004年        77,841億円
      2005年        93,978億円
      2006年        91,591億円
            2007年        100,859億円

2008年        84,072億円 2009年        69,587億円 2010年        77,248億円 2011年        76,826億円 2012年        82,784億円
2013年        95,488億円
2014年4月直前1年間 96,917億円 2014年7月直前1年間 96,749億円

 2007年の10.0兆円は、不動産ファンドバブル崩壊年の金額である。


  鑑定コラム1205)
「不動産業新規貸出9.7兆円(2014年4月直前1年間)」

  鑑定コラム1172)「リートバブルに向かって 9.5兆円の貸出」

  鑑定コラム1141)「リートバブルだ」

  鑑定コラム507)「不動産業の業況の分水嶺は2007年7月だった」
  
  鑑定コラム291)「バブル時に迫る銀行の不動産業への新規貸出額」

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  鑑定コラム1236)「不動産業 最適資本金は200億〜400億円」

  鑑定コラム1279)「10兆円を越えなくてよかった」


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