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1412)正平が訪れた八戸蕪島神社が焼失してしまった

 火野正平の自転車によるNHK(BSプレミアム)『にっぽん縦断こころ旅』は、「2015年秋の旅」編が、2015年9月21日より始まっている。

 徳島県を出発地にして、沖縄を訪れる旅である。

 その番組の2014年7月の中旬頃放映されたもので、青森県八戸市にある蕪島(かぶじま)を訪れる旅があった。

 手紙の主は、60歳台の男性で、20歳台の若い頃、建設会社に勤めていた。

 青森八戸に転勤になり、先輩達と下宿の一室で寝起きしていた。

 先輩達は、休日になると家に帰ってしまい、いつも自分一人になった。

 寂しさを紛らわすために、ある休日に蕪島に行った。

 蕪島の海鳥のウミネコを見ていると何故か元気になってきた。

 自分を元気にしてくれたウミネコにもう一度会いたいと言う概略内容の手紙であった。

 火野正平は、投稿者のこころの風景である蕪島のウミネコに会うために、蕪島に向かった。

 途中の道中で、水田への育ての水を配る狭い農業用水路で、とても魚が釣れるとは思えないにわか作りの釣り具と餌で、魚釣りの遊びに興じている高校生達に会う。

 「おいおい、こんなところで遊んでいる暇なぞ無いであろうに。勉強に精出さんか。」

と、云うのをためらわせる程、魚釣りの遊びに興じる高校生達は伸びやかで屈託無かった。

 この屈託無さに、人生を生き抜く力強さが、実は育ちつつあるのではなかろうかと思ってしまった。

 蕪島に近づくにつれて、空を舞うウミネコの姿が見えだした。騒々しくなった。

 大きな木の無い蕪島の岩肌に、白い点々がいっぱい目に入る。ウミネコである。島全体がウミネコだらけであった。

 上空には、ウミネコが舞う。ヒッチコックの映画「鳥」を思い出させる。

 どうしてこんなにもウミネコがいるのか不思議に思う。

 地上にうずくまるウミネコは、目には赤いアイラインをし、鋭いくちばしを持ち、キリッとした凛々しい顔をしている。

 近づくと、子育て中なのか鋭いくちばしで威嚇する。子を守る母親の姿は怖い。

 ウミネコに覆い尽くされた島の頂上に、平家建ての神社があった。それは蕪島神社と呼ばれる神社だった。

 神社に行く階段の登り口には、傘が多く置いてあった。

 何のために使う傘であろうかと思った。

 その傘は、上空を舞うウミネコの糞を避けるための傘であった。

 それだけウミネコが多いということである。

 その島の頂上に、ウミネコに囲まれるごとくあった蕪島神社が、2015年11月5日に、原因が分からず火事で焼失してしまった。

 火野正平が訪れてくれたことで知った蕪島のウミネコ、そして蕪島神社であるが、その神社が火事で無くなったことを知ると、余計、映像が想い出されて来る。

 心配な事がある。

 神社の火事の出火は、午前4時半頃だった。

 その時、ウミネコ達はどうしたであろうか。火事によって死亡したウミネコも多くいたのではなかろうか。

 火事は、ウミネコにとって、身の安全を脅かす相当ショックな出来事である。ウミネコは、蕪島を安全な島では無いと判断して、去ってしまったのでは無いのか。

 ウミネコは変わらずいるであろうか。


 蕪島のウミネコ、蕪島神社はどんな状況なのか、その写真のアドレスを下記に記す。クリックして見て下さい。

 青森県観光情報サイトのアプティネットの写真は、下記です。
  
http://www.aptinet.jp/OR_0_640_00000029_1.jpg


 NHK(BSプレミアム)のスタッフが、当日撮った写真は、下記です。
   http://www.nhk.or.jp/kokorotabi/photo_album/img/photo_gallery/photo/2014sp_aomr_17.jpg


 ネットのウイキメデアに掲載されている写真は、下記です。
   https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/04/Kabushima%2C_-8_May_2010_a.jpg


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