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1665)29年7月野村アーバン東京23区住宅地価DI値は0.0

 大手不動産会社野村不動産の子会社である野村不動産アーバンネット株式会社調査による『「住宅地地価」価格動向』の2017年7月1日時点の価格が、2017年7月10日に同社から発表された。

 東京23区住宅地70地点の2017年7月1日時点の発表価格を、3ヶ月前の2017年4月1日時点の価格と比較すると、価格変動していた地点数は、下記である。

              価格上昇地点数        8地点
              価格変動無い地点数     54地点
              価格下落地点数          8地点
                   計                70地点

 上記地点数より、東京23区住宅地の価格DI値を求めると、下記である。

              8-8
             ───  ×100 =  0.0                                 
              70

 0.0のDI値になった。

 過去の価格増減の状態とDI値を求めて見ると、下記である。

                       上昇地点      下落地点    変動なし    DI値

平成28年7月1日 15 0 55 +21.4 平成28年10月1日 23 5 42 +25.7 平成29年1月1日 13 8 49 + 7.1 平成29年4月1日 7 11 52 ▲5.7 平成29年7月1日 8 8 54 0.0

 地価は、DI値0辺りで、プラスかマイナスかの、しのぎあいをしている。しばらくこうした状態が続くか。

 地価が下落した8地点の地区は、下記である。

      文京区白山2丁目
      文京区本駒込6丁目
       大田区山王3丁目 
      大田区大井7丁目
      世田谷区経堂3丁目
      世田谷区赤堤2丁目
      世田谷区用賀1丁目
      世田谷区弦巻1丁目
  

  鑑定コラム1625)
「野村アーバン調査から東京住宅地価は下落に入った」

  鑑定コラム1593)「都心住宅地価格が下落し始めた」

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