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2656) 令和4年度(2022年度)の年間一人当りお米の消費量は50.9kg(概算) 昨年度比0.5kg減る

 農林水産省が、『令和4年度食料需給表(概算)』を発表した。

 それによれば、令和4年度(2022年度)の日本人一人当りのお米の年間消費量は50.9kg(概算)である。

 令和3年度は51.4kg(確定値 概算は51.5kg)であった。

 0.5kgと僅かであるが、一人当りのお米の年間消費量が減少した。但し、令和2年度の50.7kgより少しであるが多く、この数値辺りで下げ止まりか。

 過去の一人当りのお米の消費量は下記である。

          昭和37年度    118.3kg
          昭和40年度      111.7kg
          昭和50年度        88.0kg
          昭和60年度        74.6kg
          平成07年度        67.8kg
          平成17年度        61.4kg
     平成25年度    56.8kg
     平成26年度    55.5kg
     平成27年度    54.6kg
     平成28年度    54.4kg
     平成29年度    54.1kg
     平成30年度    53.5kg
     令和元年度    53.2kg
     令和2年度    50.7kg
          令和3年度        51.4kg
          令和4年度        50.9kg(概算)

 戦後ずっと、一人当りのお米の消費量は下がってきた。令和3年度に、0.7kg(確定値)と僅かであるが増加したということは、驚くべきことであったが、再び減少となった。

 令和3年度の増加について、令和元年度〜令和2年度の1年間で2.5kgも減少したことから、その反動では無いのかという人はいるであろうが、前年度は少ししか食べなかったと云って、前年度の反動で翌年は多くお米を食べようとする人は、一般的には考えられないであろう。

 逆のことも云えないことから、令和4年度の減少は、日本人の食の変化によるものであろうか。

 ほぼ1年前の令和3年度のお米の消費量についての鑑定コラム記事には、下記のごとくの記事を書いた。

 「お酒のホロ酔い加減も無くなった空っ腹に、少し小さい醤油味のしみこんだ冷凍焼おにぎりを、レンジで暖めて食べる暖かい焼おにぎりは美味しいものである。」

 1年経っても、空きっ腹に、冷凍焼おにぎりを、レンジでチンして食べる暖かい焼おにぎりの美味しい味は変わらない。


  鑑定コラム2486)
「コメの消費量が増えた 令和3年度(2021年度)の年間一人当りお米の消費量は51.5kg」

  鑑定コラム1127)「花嫁はお米3俵と伴に」

  鑑定コラム2318)「令和3年度産新米価格が暴落している」

  鑑定コラム2317)「ついに国民一人当りのお米の年間消費量が50kg台になった」

  鑑定コラム2488)「令和4年度産新米価格は前年度比5%上がっている」

  鑑定コラム2655)「千葉コシヒカリ・宮城ひとめぼれ20%アップ 令和5年度産新米価格前年度比平均8%アップ」


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