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567)鑑定コラムで読まれている記事上位10(2009年7月1日)

 2009年4月1日から2009年6月30日までの3ヶ月の間で、当ホームページの鑑定コラムの記事で、どの記事が最も多く読まれたか、統計を取って見た。3ヶ月ごとの恒例のコラム集計分析である。

 次の通りである。
 一応アクセスがあったということは、その記事は読まれたと解釈する。
 統計をとって何になるのかと思う人もいるであろうが、何かになるのである。
 自前のデータを持つことによって、自分なりの世の中の変動状況を読み取ることが出来るのである。

 新聞等で書かれる他人の分析によるものでなく、自分で分析し自分の考えを持つことが出来るのである。このことは、強い判断武器になる。

 1位   鑑定コラム287) 「1坪とは」
  2位   鑑定コラム337) 「経済的耐用年数とは」
  3位   鑑定コラム533) 「銀座中央通りの店舗家賃坪25万円」
  4位   鑑定コラム527) 「マンション価格5000万円の値引き、値引率41%」
 5位   鑑定コラム546) 「ジョイント・コーポレーションが倒産した」

 6位   鑑定コラム19) 「還元利回りの求め方」  7位   鑑定コラム63) 「年収倍率5.34倍のマンション価格」  8位   鑑定コラム544) 「銀座の利回り2.0%、表参道、新宿、渋谷、池袋は?」  9位   鑑定コラム534) 「羽田空港から」 10位   鑑定コラム219) 「家賃評価の期待利回りは減価償却後の利回りである」

 以上の10件が、2009年4月から6月までの3ヶ月間の期間の上位10の記事である。

 順位1位は、今迄は常に1位にランクしていた記事であったが、前回1月〜3月の期間に限り、gooの今日の注目する4つのワードの一つとして取り上げられた「のの字現象」という言葉によって、その関連記事として凄まじいアクセスが殺到した記事に、一時的に1位の地位を譲ったが、やはり1位に戻ってきた。

 2位・7位のコラム記事は、ベスト10に常に顔を出すコラムである。

 3位と8位は、銀座の店舗家賃に関するもので、家賃と利回りの刺激的な内容記事である。銀座の最高店舗家賃は坪25万円、利回りは2%という衝撃的な記事である。不動産家賃に興味のある人にとって、価値ある情報であったようだ。

 4位も衝撃的な記事内容であった。新築してなかなか売れないマンション、それを新築中古マンションと言うが、そのマンション分譲価格が5000万円値引きされて分譲されている記事である。

 5位は、不動産会社の大型倒産記事である。

 9位は、地方に所在する案件の不動産鑑定に行くために、早朝羽田空港を利用する写真混じりの記事である。写真混じりの記事が上位10になるのは、初めてでは無いかと思う。鑑定コラムのスタイルも少し変わりつつあるようだ。

 10位は、2005年6月13日に発表した記事である。4年も経っているのに他の多くの記事を押さえて10位に入った。
 家賃評価に使用する期待利回りは、減価償却後の利回りであることを知らない人が多いのであろうか。

 つい最近も、裁判所の鑑定人の家賃鑑定で、採用している期待利回りは地価公示価格に使用している基本利率であると明言して、その利率を採用して、平然としている不動産鑑定士が書いた2つの不動産鑑定書に出くわした。

 それら鑑定書を書いた2人の不動産鑑定士は、地価公示価格にも、長く関与していた不動産鑑定士であるようである。

 地価公示価格の還元利回りは、減価償却前の利回りであることを知らずに、決められた様式のなかの空欄に、与えられた数値なのか知らないが、決められた数値をパソコンにたたき込んで、地価公示価格を漫然と求めていたようではなかろうか。

 地価公示価格に使用している還元利回りは、減価償却前の利回りであることを、再教育する必要があろう。

 再教育する必要があろうと言うと、「バカ言うな」という反論がなされるであろうが、家賃評価の期待利回りに地価公示価格の基本利率を採用されて、こちらは大変迷惑を受けている。そのことに関しては、鑑定コラム563)「地価公示価格の還元利回りは減価償却後の利回りなのか」に書いた。

 私だけが迷惑受けるのであれば、それは我慢出来る。
 だが、それは、裁判所の鑑定人の鑑定書として公表されることによって、不動産鑑定士の資質の低下を天下に知らしめているのである。裁判は公判されているのである。誰でも傍聴出来、記録を見ることができるのである。

 不動産鑑定士何をやっているのかという批判は、当然出てくるであろう。

 その家賃鑑定は、何十年と不動産鑑定を行ってきている不動産鑑定士での行為である。バカ言うなと反論が言えるものであろうか。

 不動産鑑定士は、再勉強させなければならないと言うべきでは無かろうか。

 アクセスの多い上位10のコラムとはどういう内容のものか、改めて興味を持たれた方は、下記鑑定コラムをクリックすれば、記事に繋がります。

 1位   鑑定コラム287) 「1坪とは」
2位   鑑定コラム337) 「経済的耐用年数とは」
3位   鑑定コラム533) 「銀座中央通りの店舗家賃坪25万円」
4位   鑑定コラム527) 「マンション価格5000万円の値引き、値引率41%」
 5位   鑑定コラム546) 「ジョイント・コーポレーションが倒産した」
 6位   鑑定コラム19) 「還元利回りの求め方」
 7位   鑑定コラム63) 「年収倍率5.34倍のマンション価格」
 8位   鑑定コラム544) 「銀座の利回り2.0%、表参道、新宿、渋谷、池袋は?」
 9位   鑑定コラム534) 「羽田空港から」
10位   鑑定コラム219) 「家賃評価の期待利回りは減価償却後の利回りである」



  鑑定コラム563)「地価公示価格の還元利回りは減価償却後の利回りなのか」

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