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872)豪華客船の適正価格を誰が評価するか

 2012年1月13日の夜、イタリア・ジリオ島の沖合で、大型クルーズ船「コスタ・コンコルディア号」(11万4500トン 乗客乗員約4200人)が座礁した。

 島に近づき過ぎて座礁したようだ。
 数十名の犠牲者が出た。

 現在も同船は海中に船体を横半分浸かり、海に無残な姿を見せている。
 この豪華客船の建造費は、4億5000万ユーロ(約440億円)であると言う。

        44,000,000,000円
             ──────────   ≒ 384,000円/トン               
                   114,500トン

 排水トン当り38.4万円、1万トン当り38.4億円である。

 この客船を造るのに440億円かかっていることは、その金額を出した会社があるということである。
 客船を造る費用は銀行より借り入れしたであろう。
 銀行は、豪華客船の出来上がりの価格がいくらかを知っていなければならない。

 万が一の沈没を考えて、船会社は保険会社に保険を掛けていたであろう。
 保険会社は、豪華客船の適正な価格を把握していなければならない。
 保険会社は1社だけではない。
 尚かつ再保険会社もある。

 クルーズ経営をする会社は、豪華客船をリースしているかもしれない。
 適正なリース料はいくらなのか。
 適正なリース料を誰が評価するのか。

 クルーズ会社は、豪華客船の適正な価格を把握していなければならない。
 リース会社は、豪華客船の適正な価格を把握していなければならない。

 所有企業、金融機関、保険会社、再保険会社、リース会社、運営会社は、豪華客船の適正な価格がいくらしているのかは、知っておく必要がある。

 では、豪華客船の適正な価格を誰が評価するのか。
 日本にそれが出来る人はいるのであろうか。

 アメリカには、航空機の適正価格を評価できる人々がいることは知っている。


  鑑定コラム1003)
「飛行機の価格評価は誰が行うのか」

  鑑定コラム1062)「TPPは不動産鑑定士資格の有名無実化と」


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