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915)住宅家賃1u1,000円の市町

 小さな我が故郷は、平成の大合併によって岐阜県中津川市に併合されてしまった。

 平成24年4月現在の、岐阜県中津川市の住宅規模40uの居宅(1DK・2K・2DK)の1u当り家賃は、平均1,000円である。

 即ち、月額40,000円ということである。

      40,000円÷40u=1,000円

 平成24年4月時点の規模40uの居宅で、中津川市と同じ家賃1u当り1,000円の市町は、あるであろうか。あればどこであろうかと分析してみた。

 日本全国に21市町あった。

 下記の市町である。

            北海道乙部町
      秋田県三種町
      茨城県五霞町
      群馬県千代田町
      栃木県野木町

      栃木県那珂川町       千葉県芝山町       埼玉県上里町       福井県鯖江市       山梨県富士川町
      岐阜県中津川市       愛知県岩倉市       兵庫県上郡町       奈良県大和郡山市       和歌山県すさみ町
      島根県津和野町       岡山県鏡野町       徳島県みよし町       長崎県東彼杵町       大分県豊後大野市
      大分県国東市

 長崎県東彼杵町の「東彼杵町」は、「ひがしそのぎちょう」と読む。

 上記21市町の家賃が、1u1,500円でもなく、500円でもなく、1,000円であるということは、そうなる何らかの要因による結果である。

 1u1,000円であることは、21市町に共通する何か同質的な要因が、同程度存在しているのであろう。
 それは何か。

 人口、工業製品出荷高、小売商業売上高、主要都市からの距離、交通の利便性、地価、市町の税金収入、銀行の預金高、住民所得等で説明出来るであろうか。

 要因を詳しく調べれば、21市町の40u規模の居宅の賃料が、1u当り1,000円になる形成要因が分かるのでは無かろうか。


  鑑定コラム80)
「中津川市周辺町村の合併」

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  鑑定コラム917)「リニア新幹線駅建設が具体的に動き出した」

  鑑定コラム921)「日本で最も安い賃料の町は何処か、面積40uの居宅で」


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