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364)「一坪とは」が相変わらず鑑定コラムで読まれている記事(2007年6月)

 2007年4月1日から2007年6月30日までの3ヶ月の間で、当ホームページの鑑定コラムの記事で、どの記事が最も多く読まれたか、統計を取って見た。
 次の通りである。
 一応アクセスがあったということは、その記事は読まれたと解釈する。

 1位   鑑定コラム287 「一坪とは」
 2位   鑑定コラム347 「『不動産鑑定評価基準』はダブルスタンダードなのか」
  3位   鑑定コラム19  「還元利回りの求め方」
  4位   鑑定コラム351 「東京主要5区の還元利回り1.05%」
 5位   鑑定コラム350 「上高地」

 6位   鑑定コラム111  「丸ビルの土地利回り2.9%の求め方」
 7位   鑑定コラム354  「東京に向かう地方の優秀な若手不動産鑑定士」
 8位   鑑定コラム346  「2つの中央官庁本省課長・講師の話」
 9位   鑑定コラム344 「東京の平成19年地価公示住宅地価格の変動率」
 10位   鑑定コラム187 「土地使用貸借の価格は更地価格の20%にもなるのか」

 以上の10件が、2007年4月から6月までの3ヶ月間の期間のベスト10の記事である。

 アクセス数は、1位が約2200件、10位は600件程度である。3ヶ月前よりか少し増えている。

 順位1位は、3ヶ月前の2007年3月の分析時と変わりはない。
 「一坪とは」の記事にアクセスが多いことは、一坪は何平方メートルに換算するのかということの疑問を持っている人が多いということであろうか。

 最近3ヶ月の間に読まれた記事は、やはりその間に書かれた記事が多いのは当然と思われる。

 意外と思ったのは「上高地」の記事である。
 この鑑定コラム350)へのアクセスは、「上高地」という語句による訪問者は皆無である。

 「上高地」の語句で検索すると、グーグルでは関係する記事が130万件と気の遠くなる膨大な量の記事の数が表示される。その中から私の「上高地」の記事など検索・訪問されるべくものではない。

 訪問者の大半の検索語句は、「松本深志高校 西穂高岳遭難」等の用語によるものである。

 西穂高岳遭難の用語で検索して、私のホームページを訪問されたことを知ると、松本深志高校の遭難者及び残された家族の方々に対して、哀悼の意を含めて複雑な気持にならざるを得ない。

 40年前の遭難事故に対して、今なお多くの人が知りたがっていることを改めて知って、いかに事故の影響が大きいのかと私は愕然とせざるを得ない。

 当該鑑定コラムは、松本深志高校の西穂高岳遭難事故について書いた鑑定コラムではない。
 その遭難事故の発生した日に、私は北アルプスの槍ヶ岳に登っており、雷雲の近づきと共に、落雷の怖さにおびえ、雨の中を槍ヶ岳から上高地に近い徳沢まで1500メートルの高度差を一気に駆け下りた状態の記事内容である。猛烈な勢いで槍ヶ岳から駆け下りる中で聞いた多くの落雷の中の一つが、不幸にも松本深志高校生を落命させたものであった。松本深志高校生の落命の時刻に、同じ雷を聞き北アルプスの槍ヶ岳を私は命からがら駆け下りていたのである。

 鑑定コラム351)は、土地利回りに関する記事である。
 利回り2.0%台の物件はババつかみの可能性が有るから、早く売り抜けろと刺激的な内容の記事である。現在の還元利回りは、キャッシューフローであるから、還元利回りに減価償却費が含まれている利回りである。

 建物の耐用年数を40年とすると、
       1/40=0.025
利率2.5%、期間40年の償還基金率は0.015である。
 土地と建物の価格割合を30:70とすれば、減価償却費の利回りは、
       0.015×0.7=0.0105≒0.01
1.0%相当と推定出来る。

 キャッシュフローの還元利回り2.0%の場合、減価償却後の還元利回りは、
       2.0%-1.0%=1.0%
程度と推定される。

 これに借入金利を考えたら、利回りはマイナスになってしまう。
 とても投資対象にはならない。

 値上がり益ねらいと言っても、実質の利回りがマイナスになってしまう物件を購入する人はいない。値上がり益ねらいの思惑など全く外れてしまう。
 まさにババ引きになってしまう。
 それ故、還元利回り2%台の物件は早く売り抜けろと私は刺激的言葉を使って記事を書いたのである。

 意外にも多くの人が、記事を読んでいるようである。
 私の予測が当たるか外れるか、それは分からない。

 鑑定コラム19)、鑑定コラム111)も、土地の利回りについての記事である。
 最近の地価の大幅な上昇の影響もあるのか、依然として「土地の利回り」についての情報を知りたがっている人が多いと判断出来る。

 ベスト10には顔を出さないが、常にベスト30位までに入り読まれているのが、鑑定コラム200)の「見抜かれている日本人の行動」である。
 鑑定コラムの中で唯一異色な記事のコラムである。この鑑定コラムに、今回調査では約400件のアクセスがあった。

 アクセスの多いベスト10の記事とはどういう内容のものか、改めて興味を持たれた方は、下記鑑定コラムをクリックすれば、記事に繋がります。

  
 1位   鑑定コラム287)  「一坪とは」
   2位   鑑定コラム347) 「『不動産鑑定評価基準』はダブルスタンダードなのか」
3位   鑑定コラム19)  「還元利回りの求め方」
4位   鑑定コラム351) 「東京主要5区の還元利回り1.05%」
 5位   鑑定コラム350) 「上高地」
 6位   鑑定コラム111) 「丸ビルの土地利回り2.9%の求め方」
 7位   鑑定コラム354) 「東京に向かう地方の優秀な若手不動産鑑定士」
 8位   鑑定コラム346) 「2つの中央官庁本省課長・講師の話」
 9位   鑑定コラム344) 「東京の平成19年地価公示住宅地価格の変動率」
10位   鑑定コラム187) 「土地使用貸借の価格は更地価格の20%にもなるのか」
 番外   鑑定コラム200) 「見抜かれている日本人の行動」
 

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