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1094)銀座松坂屋閉店セールの絵画

 銀座松坂屋が建物を建て替える為に、閉店セールを行っている。

 今月の末日(2013年6月30日)で銀座松坂屋は閉店するという。

 閉店に伴う在庫の大バーゲンを行っているが、来店客による店舗内の混み具合はもの凄い。

 銀座に用があったので、銀座松坂屋に足を運んでみた。

 1,2階の店舗は、女、女、女、女・・・・・であふれかえっていた。

 圧倒的に女性が多い。

 6階に美術絵画のセールをやっていると聞いて上がってみた。

 6階のフロアーの半分くらいであろうか、フロアーが幾つかに区画仕切りされ、そのそれぞれの仕切り壁一面に絵画が値札を付けて処狭しと掛けられている。

 絵画の数はどれ程あろうか。1000点か2000点か、それ以上か。
 一体これだけの絵画がどこから出て来たのかと思ってしまった。

 2800万円、2700万円の値段のついている絵画もある。

 横山大観、平山郁夫、東山魁夷、前田青邨、小倉遊亀、中川一政、片岡球子、棟方志功・・・・・・・・

 錚々たるメンバーの画家の絵が並んでいる。

 文化勲章受賞者の絵画だけでも100点は超えているのではなかろうか。

 展覧会では無い。
 販売されているのである。

 中島千波の桜、宮永岳彦の着飾ったフランス女性の横顔の絵など馴染みあるものもあった。
 
 熊谷守一の絵も3点あった。

 守一の絵の前に佇んでいると、店員か画商か分からないが、近寄ってきて、

 「一点買いならば、素朴な熊谷守一の絵を勧めます。」

と囁く。

 その人は云う。

 「展示されている絵画の値段は、どれも市場のおよそ半値の値段です。」

と。

 どうも私を絵画購入の客と思ったようである。

 千住博のウオーターフォールも数点あった。
 400万円とか1200万円の値段である。
 とても私などが買える価格ではない。

 銀座の10個所程度の画廊めぐりしてきたごとくの疲れが残ったが、その疲れの中で、前田青邨の「被衣」の武者絵が、脳裏に残る。


  鑑定コラム1096)
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