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1272) 港のヨーコの流行った年に建てた建物が寿命を迎えた(耐用年数38.3年)

 一般社団法人住宅生産団体連合会が、2014年8月28日に、2013年度(平成25年度)の『戸建注文住宅顧客実態調査』を発表した。

 戸建注文住宅に建て替えるために、それまで住んでいた住宅を解体する事になる。

 同調査書の中で、その居住していた建物の建築から解体までの期間を集計している調査結果が記されている。

 2013年度の調査では、

                38.3年

である。経済的耐用年数は38.3年ということである。

 1年前の2012年度(平成24年度)は、36.4年であった。

 建物の経済的耐用年数は、

              38.3年−36.4年=1.9年

1.9年伸びた。

 2013年から38年前というと、

      2013年−38年=1975年(昭和50年)
である。

 1975年(昭和50年)をひもとくと、前年の11月に田中角栄内閣が総辞職し、12月に椎名裁定によって、三木武夫内閣が出現した。

 世界に目を向けると、アメリカを悩ましたベトナム戦争が、サイゴン陥落で終了した。アメリカはベトナムより撤退することになる。

 イギリスでは、初の女性首相となるサッチャー内閣が出来る。

 国内の企業では、今や日本の小売店舗の雄の一つとなっているコンビニエンスストアのローソンが創業した。

 女性登山家の田部井淳子氏が、世界で初めて女性として、エベレスト登頂に成功した。

 映画では、巨大鮫の恐怖を描いたスティーヴン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』が封切られた。

 小説では、私が読んで怖いと思ったソルジェニーツィンの『収容所群島』 が発刊された。ソルジェニーツィンの小説では、『イワン・デニーソヴィチの一日』も大学時代に読んだことを思い出す。

 世は歌につれ、歌は世につれであり、1975年のヒット曲は、小椋佳作詞・作曲、布施明唄の『シクラメンのかほり』(キングレコード)である。

 もう一つ、「アンタ、あの娘(こ)のなんなのさ」の名文句が、強烈に記憶に残る『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』(作詞阿木燿子、作曲宇崎竜童、唄ダウン・タウン・ブギウギ・バンド 東芝EMI ) が、はやった年でもある。

 港のヨーコは、燿子なのか。

 港のヨーコの流行った1975年に建てた木造建物が、建替の時を迎え、建て替えられようとしている。その建物の経済的耐用年数は38.3年であった。


  鑑定コラム1216)
「住宅建物の経済的耐用年数は36.4年(2012年度)」

  鑑定コラム337)「経済的耐用年数とは」

  鑑定コラム1382)「住宅の平均耐用年数は36.2年(2014年)」

  鑑定コラム1537)「1977年に建てた木造住宅が寿命を迎えている」


  

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