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1382) 住宅の平均耐用年数は36.2年(2014年)

 一般社団法人住宅生産団体連合会(会長 和田 勇 積水ハウス株式会社代表取締役会長)が、『2014年度戸建注文住宅の顧客実態調査』を、2015年8月20日に発表した。

 同調査によると、建て替えるまで住んでいた住宅の平均築年数は、36.2年であった。

 前年度の2013年は、38.3年であったから、約2年短縮した。

 それまで経過年数がどんどん延びていたことから、経過年数40年に行くのかなと思っていたが、経過年数38年から下がってしまった。

 この現象は、住宅建物の経済的耐用年数の限界が見えたことになるか。

 しかし、それはまだ分からない。来年、再来年のデータを見ないと、建築経過年数38年が住宅建物の経済的耐用年数の限界とは断定出来ない。

 過去の同団体の調査による建築経過年数を記すと、下記である。

            2008年度          33.0年
            2009年度          34.0年
            2010年度          34.3年
            2011年度          36.4年
            2012年度          36.4年
            2013年度          38.3年
            2014年度          36.2年

 2014年から36年前というと、1978年(昭和53年)である。
 その時に建てた建物が、現在寿命を終え、取り壊されている。

 36年前の昭和53年という年を振り返って見る。

 不動産に関する出来事では、1959年に日本で最初にプリント合板の製造を行った合板メーカーの永大産業が倒産し、会社更生法の適用を受けることになった。負債総額は1800億円で、戦後最大と騒がれた。

 巣鴨プリズンと呼ばれた巣鴨刑務所跡に、60階建の建物「サンシャイン60」が建った。

 成田国際空港である新東京国際空港が開港した。

 映画では、ジョージ・ルーカス監督の映画『スターウォーズ』封切られた。

 親が子供に託す願いごととして、小学生であった我が子にこの映画は是非見せておこうと思い、新宿の映画館に連れて行ったことを思い出す。

 それは、私が幼い時に見た映画が、今でも最高の映画と思っていることから、良い映画は小さい時でも見せておくべきと思っているためである。

 私は父の職業の関係上、小学生の時、小学校を3つ転校している。

 そのうちの一つであるが、小学生の2,3年の時、岐阜県の東濃の南東端近くに静波村という村にある東方(ひがしかた)小学校で学んだ。

 年に一、二回か全校が映画館で映画をみる日があった。

 静波村に映画館など無い。

 映画館のある町まで歩いて行くのである。

 その映画館は、明知(あけち)という町にあった。

 明知は、かって明知遠山家の所領で、その明知遠山家の家系に、江戸幕府の北町奉行になった遠山金四郎がいる。

 静波村の東方小学校から明知までは、1q、2qのごとく半端な距離では無い。

 一日掛かりの学校行事である。

 どんな映画内容かも知らず、学校の先生が引率してくれると言うことで、弁当持って明知まで歩いていった。

 見た映画は、黒沢明の『七人の侍』という映画であった。

 日本最高の映画を、学校の先生が選んで、よくぞ見せてくれたものだと感謝している。

 そうした経験が影響していたのか、小学生であった我が子に、封切りされた『スターウォーズ』という映画を見せたのである。

 世は歌に連れてであるが、この年流行った歌は、コマーシャルソングである。

 日本国有鉄道が、電通の腕利き広告マンと組んで放った「いい日旅立ち」のキャンペーンのコマーシャルソングである。

 作詞・作曲が谷村新司で、歌ったのは、山口百恵である。

 JRのテレビのコマーシャルで、今でもメロディーが流れている。
 メロディが流れると一緒につい口ずさんでしまう。

 ♪♪ 雪解け直近の北の空に向かい・・・・・
    ああ 日本のどこかに
    私を待っている人がいる
    いい日旅立ち・・・・

 良い曲だ。


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